民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金報告書の虚偽記載事件で、東京地検は小沢幹事長を不起訴処分にした。これで、小沢幹事長は、政治資金規正法にからんで刑事責任を問われることはなくなった形だが、一夜明けた新聞各紙の社説などを見ると、総じて「政治責任」を問う声が目立ち、小沢幹事長の辞任を求めたり、国会での証人喚問を要求したり、といった具合に極めて厳しい論調が目立つ。
各紙が共通して問題視しているのは、大きく(1)土地購入資金の流れが不透明なままで、説明責任が果たされていない(2)刑事責任はともかく、政治的・道義的責任は重い、という2点だ。
■朝日、読売、毎日、日経とも政治責任問う
例えば、朝日新聞は「このまま続投は通らない」と題して、
「不起訴が決まった以上、『捜査中』を理由に野党が求める参考人招致を拒むのはつじつまが合わない」
と、国会で説明責任を果たすように求めた上で、
「より重大なのは、政治的、道義的な責任である」
「小沢氏がこれらの責任を果たすことができないのであれば、潔く幹事長を辞任するべきである」
と、事実上の辞任要求をしている。
日本経済新聞は、「不起訴でも小沢氏の責任は非常に重い」と題する中で、世論調査の結果を紹介しながら、「小沢氏が十分な説明責任を果たしているとは言えず、幹事長続投は有権者の理解を得られまい」と、やはり幹事長辞任を求めた。
毎日新聞も「政治責任は免れない」と題して、説明責任が果たされていない現状を批判。朝日新聞と同様に「野党が求めている国会での参考人招致などにも進んで応じるべきだろう」としたものの、進退については触れていない。
読売新聞は「重大な政治責任は免れない」と、毎日新聞と同様の見出しで、
「国会議員と秘書は本来、日常の政治活動から資金集めまで、一心同体の関係にある。一連の事件で起訴されたのは、すべて議員秘書だが、『トカゲの尻尾切り』を続けることは許されない」
と、議員本人の責任を追及しにくい現行の法制度にも問題があるとの主張を展開。
■産経新聞は「証人喚問すべきだ」と主張
さらに、
「一連の事件報道に対し、民主党や支持者などから、検察の意図的な情報漏洩に基づくものではないか、という批判もあった。これは誤解である」
と、いわゆる「検察リーク批判」に反論した。
もっとも小沢氏批判の論調が明確なのが産経新聞で、1面には社会部長名で「ほくそえむのはまだ早い」と題したコラムを掲載し、社説にあたる「主張」の欄では、国会は小沢氏を証人喚問すべきだとの主張を展開する一方、「期待を裏切った検察」との中見出しを付け、
「問題は、小沢氏の不起訴が国民や社会に与える負のイメージの大きさである」
「今回も、権力中枢の人物の違法行為は見逃された格好になった」
小沢幹事長の起訴を断念した検察にも矛先を向けている。
現状で小沢氏を支持している紙メディアは、夕刊紙「日刊ゲンダイ」ぐらいで、同紙は2月5日の紙面では「晴れて無罪の小沢一郎に期待する声」などと題して、小沢氏擁護を続けている。
■関連記事
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例えば、朝日新聞は「このまま続投は通らない」と題して、
「不起訴が決まった以上、『捜査中』を理由に野党が求める参考人招致を拒むのはつじつまが合わない」
と、国会で説明責任を果たすように求めた上で、
「より重大なのは、政治的、道義的な責任である」
「小沢氏がこれらの責任を果たすことができないのであれば、潔く幹事長を辞任するべきである」
と、事実上の辞任要求をしている。
日本経済新聞は、「不起訴でも小沢氏の責任は非常に重い」と題する中で、世論調査の結果を紹介しながら、「小沢氏が十分な説明責任を果たしているとは言えず、幹事長続投は有権者の理解を得られまい」と、やはり幹事長辞任を求めた。
毎日新聞も「政治責任は免れない」と題して、説明責任が果たされていない現状を批判。朝日新聞と同様に「野党が求めている国会での参考人招致などにも進んで応じるべきだろう」としたものの、進退については触れていない。
読売新聞は「重大な政治責任は免れない」と、毎日新聞と同様の見出しで、
「国会議員と秘書は本来、日常の政治活動から資金集めまで、一心同体の関係にある。一連の事件で起訴されたのは、すべて議員秘書だが、『トカゲの尻尾切り』を続けることは許されない」
と、議員本人の責任を追及しにくい現行の法制度にも問題があるとの主張を展開。
■産経新聞は「証人喚問すべきだ」と主張
さらに、
「一連の事件報道に対し、民主党や支持者などから、検察の意図的な情報漏洩に基づくものではないか、という批判もあった。これは誤解である」
と、いわゆる「検察リーク批判」に反論した。
もっとも小沢氏批判の論調が明確なのが産経新聞で、1面には社会部長名で「ほくそえむのはまだ早い」と題したコラムを掲載し、社説にあたる「主張」の欄では、国会は小沢氏を証人喚問すべきだとの主張を展開する一方、「期待を裏切った検察」との中見出しを付け、
「問題は、小沢氏の不起訴が国民や社会に与える負のイメージの大きさである」
「今回も、権力中枢の人物の違法行為は見逃された格好になった」
小沢幹事長の起訴を断念した検察にも矛先を向けている。
現状で小沢氏を支持している紙メディアは、夕刊紙「日刊ゲンダイ」ぐらいで、同紙は2月5日の紙面では「晴れて無罪の小沢一郎に期待する声」などと題して、小沢氏擁護を続けている。
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by o9c8l5vojl
| 2010-02-07 13:15
栃木県日光市の雲竜渓谷で、落差150メートルの巨大な滝「雲竜瀑(うんりゅうばく)」が結氷し、巨大な氷壁が姿を現している。宇都宮地方気象台によると、今冬の日光は気温は平年並みだが、昨年12月からの降雪量は例年の半分以下。例年なら50センチ前後の積雪があるという渓谷も、土や岩が一部むき出しとなっている。
30日には、栃木県警と日光市山岳遭難防止対策協議会が山岳救助訓練を行った。暖冬の影響で昨年は氷壁が形成されなかったため2年ぶりの訓練となった。
・ 子ども手当「公約通り」=11年度以降満額=鳩山首相・衆院代表質問(時事通信)
・ なぜ小沢氏「不起訴」なのか 「秘書の壁」に阻まれる?(J-CASTニュース)
・ 空港生活92日間、人権活動家が中国帰国へ(読売新聞)
・ 通天閣 恒例の「福豆まき」…ゲストに橋下知事(毎日新聞)
・ 上田容疑者 腕に争った傷跡 鳥取不審死 同居男が証言(産経新聞)
30日には、栃木県警と日光市山岳遭難防止対策協議会が山岳救助訓練を行った。暖冬の影響で昨年は氷壁が形成されなかったため2年ぶりの訓練となった。
・ 子ども手当「公約通り」=11年度以降満額=鳩山首相・衆院代表質問(時事通信)
・ なぜ小沢氏「不起訴」なのか 「秘書の壁」に阻まれる?(J-CASTニュース)
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・ 上田容疑者 腕に争った傷跡 鳥取不審死 同居男が証言(産経新聞)
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by o9c8l5vojl
| 2010-02-06 16:31
午前6時7分、松野頼久官房副長官が入った。同14分、松井孝治官房副長官が加わった。
午前8時40分、松野氏が出た。
午前9時1分、平野博文官房長官が加わった。
午前9時15分、松井氏が出た。
午前9時40分、平野氏が出た。
午前9時49分、公邸発。「一部報道で小沢幹事長が不起訴になるという見通しが出ているが」に「仮定の話ですから。大事なことは検察の捜査が行われている最中だから、冷静に推移を見守る」。同51分、国会着。同52分、参院議長応接室へ。同58分、同室を出て、同59分、参院本会議場へ。同10時01分、参院本会議開会。
午前11時42分、参院本会議休憩。同43分、参院本会議場を出て、同44分、国会発。同46分、官邸着。同47分、執務室へ。
午後0時9分、執務室を出て首相会議室へ。
午後0時33分、首相会議室を出て執務室へ。
午後0時51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、参院議長応接室へ。同58分、同室を出て参院本会議場へ。同1時1分、参院本会議再開。 午後4時31分、参院本会議散会。同32分、参院本会議場を出て、同34分、国会発。同36分、官邸着。同37分、執務室へ。
午後4時46分から同5時26分まで、ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)のフィリップ・ジェニングス書記長ら。
午後5時35分、執務室を出て、同36分、大会議室へ。同37分から同6時15分まで、総合科学技術会議。同16分、同室を出て、同17分、執務室へ。
午後6時18分から同50分まで、岡田克也外相、藪中三十二外務事務次官。同7時2分、執務室を出て、同3分から同7分まで、特別応接室で報道各社のインタビュー。「石川議員の出処進退について」に「基本的には自身で考えることだ」。同9分、執務室へ。
午後7時11分、執務室を出て、同12分、大会議室へ。同13分から同8時22分まで、海老原紳駐英大使、高須幸雄国連大使ら欧州大使会議、国連関係国際機関大使会議の参加者による報告。同26分、同室を出て、同27分、執務室へ。
午後8時41分、執務室を出て、同42分から同50分まで、特別応接室で気候変動に関する政府間パネル(IPCC)主催会議用のビデオメッセージ収録。小川洋内閣広報官同席。同52分、官邸発。同54分、公邸着。
4日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)
【関連ニュース】
・ 【特集】「陸山会」土地購入事件〜4億円「知人から預かった」〜
・ 「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
・ 勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜
・ 難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜
・ 労組への配慮で公務員制度改革「封印」の危機
・ 協和発酵キリン、中期経営計画を発表(医療介護CBニュース)
・ 自民の石原氏、「7つの大罪」で首相を追及(産経新聞)
・ 市川海老蔵さん 小林麻央さんとの婚約で会見 挙式は7月(毎日新聞)
・ JR環状線で信号機トラブル(産経新聞)
・ 信者暴行容疑 韓国籍の61歳牧師を逮捕 茨城県警(毎日新聞)
午前8時40分、松野氏が出た。
午前9時1分、平野博文官房長官が加わった。
午前9時15分、松井氏が出た。
午前9時40分、平野氏が出た。
午前9時49分、公邸発。「一部報道で小沢幹事長が不起訴になるという見通しが出ているが」に「仮定の話ですから。大事なことは検察の捜査が行われている最中だから、冷静に推移を見守る」。同51分、国会着。同52分、参院議長応接室へ。同58分、同室を出て、同59分、参院本会議場へ。同10時01分、参院本会議開会。
午前11時42分、参院本会議休憩。同43分、参院本会議場を出て、同44分、国会発。同46分、官邸着。同47分、執務室へ。
午後0時9分、執務室を出て首相会議室へ。
午後0時33分、首相会議室を出て執務室へ。
午後0時51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、参院議長応接室へ。同58分、同室を出て参院本会議場へ。同1時1分、参院本会議再開。 午後4時31分、参院本会議散会。同32分、参院本会議場を出て、同34分、国会発。同36分、官邸着。同37分、執務室へ。
午後4時46分から同5時26分まで、ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)のフィリップ・ジェニングス書記長ら。
午後5時35分、執務室を出て、同36分、大会議室へ。同37分から同6時15分まで、総合科学技術会議。同16分、同室を出て、同17分、執務室へ。
午後6時18分から同50分まで、岡田克也外相、藪中三十二外務事務次官。同7時2分、執務室を出て、同3分から同7分まで、特別応接室で報道各社のインタビュー。「石川議員の出処進退について」に「基本的には自身で考えることだ」。同9分、執務室へ。
午後7時11分、執務室を出て、同12分、大会議室へ。同13分から同8時22分まで、海老原紳駐英大使、高須幸雄国連大使ら欧州大使会議、国連関係国際機関大使会議の参加者による報告。同26分、同室を出て、同27分、執務室へ。
午後8時41分、執務室を出て、同42分から同50分まで、特別応接室で気候変動に関する政府間パネル(IPCC)主催会議用のビデオメッセージ収録。小川洋内閣広報官同席。同52分、官邸発。同54分、公邸着。
4日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)
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by o9c8l5vojl
| 2010-02-05 21:17
長野県と山梨県にまたがる八ケ岳連峰を登山し行方不明となっていた静岡県富士市の自営業野崎富士男さん(48)は30日、長野県の防災ヘリで無事救出され、同県茅野市の病院に運ばれた。目立った外傷はないという。
長野県警茅野署によると、午前11時ごろ、八ケ岳連峰の「赤岩の頭」の約2300メートル付近で手を振っている野崎さんを発見し、救助した。
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by o9c8l5vojl
| 2010-02-04 22:04
扶桑薬品工業はこのほど、がん治療用ワクチンOTS102の製造販売に関するサブライセンスを付与する契約を大塚製薬と締結した。
OTS102は、オンコセラピー・サイエンス(OTS)社が開発中のがん治療用ワクチンで、がん細胞が酸素や栄養分の獲得のために血管を伸長する血管新生を阻害することで、がん細胞の成長を阻む。
OTS社では、既に膵臓がんを対象にしたフェーズ2、3試験を終了。現在、切除不能進行胆道がんおよび再発胆道がん患者を対象としたフェーズ2試験を実施している。扶桑薬品は2005年、OTS社から日本における独占的製造販売権の許諾を受けていた。
今後はOTS社が引き続き開発を進め、扶桑薬品と大塚製薬が開発費を共同で負担する。上市後は、扶桑薬品と大塚製薬がそれぞれのブランド名で販売する。今回の契約に伴い扶桑薬品は、大塚製薬から契約締結に伴う一時金10億円のほか、マイルストンや上市後のロイヤルティーを受け取る。
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・ 抗がん剤「ネクサバール」、因果関係否定できない死亡が7例
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・ がん「患者必携」、5割超が「有料でもほしい」
・ 野菜・果物の摂取量と前立腺がんリスクに関連なし
・ 子宮頸がんワクチン、22日に発売―1000施設以上が採用の意向
・ また銃弾? 小沢氏事務所と官邸に郵送(産経新聞)
・ 【話の肖像画】辺境より(下)作家・佐々木譲 傷ある人間に共感する(産経新聞)
・ <交通事故死者>高齢者が半数に 09年(毎日新聞)
・ 生野のひき逃げ 容疑で工員逮捕(産経新聞)
・ 「戦略的アセス」導入を最終報告 中環審専門委(産経新聞)
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OTS社では、既に膵臓がんを対象にしたフェーズ2、3試験を終了。現在、切除不能進行胆道がんおよび再発胆道がん患者を対象としたフェーズ2試験を実施している。扶桑薬品は2005年、OTS社から日本における独占的製造販売権の許諾を受けていた。
今後はOTS社が引き続き開発を進め、扶桑薬品と大塚製薬が開発費を共同で負担する。上市後は、扶桑薬品と大塚製薬がそれぞれのブランド名で販売する。今回の契約に伴い扶桑薬品は、大塚製薬から契約締結に伴う一時金10億円のほか、マイルストンや上市後のロイヤルティーを受け取る。
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by o9c8l5vojl
| 2010-02-03 23:18
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